烏龍茶

ライフスタイルをシンプルに整える

シンプルな生き方を模索し、目の前の幸せを大切にしていきたい。そんな私の願望をブログにしました。ミニマリストを参考にしています。

ミニマリストも、お金と戦わなければいけない

 

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(引っ越したての私の部屋。1ヶ月ほどこの状態だった)

 

ミニマリストと聞くと、「節約家でお金は必要最低限あれば良いと考えてるんでしょう?」とイメージする人が多いのではないだろうか。

 

お金の概念から逃れ、人の価値を収入や資産で判断しない。お坊さんのような。

 

そのようなイメージの要因は、おそらくミニマリズムの先駆者、佐々木典士さんの影響が大きい。「ぼくたちに、もう物は必要ない」が大ヒットした。

 

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彼の部屋は本当に何もなく、洋服も同じものを着回しているそうだ。また、月に10万円あれば生きていけるとも発言している。

 

そんな彼からミニマリストをイメージすれば、お坊さんのようなイメージになるのも無理はない。

 

しかし、実際のところ、ミニマリストもお金からは逃れられないというのが私の考えだ。(佐々木さんがどんな考えなのかはあまり知らないので、佐々木さんを否定している訳ではありません)

 

まず、お金というから概念から抜け出す方法として、ミニマリズムは適切なのだろうか。(ミニマリズムによってお金から解放されたいと考えていない人は別だ)

 

例えば、人間の価値はお金じゃない、お金に縛られたくない!そう考えたい人が、ミニマリズムによって最小限の暮らしを発見し、その人にとってのお金の価値が下がったとする。そんな人は、ミニマリズムのおかげでお金に縛られなくなったように見えるだろう。しかし、実際のところ、どれだけ生活をミニマムにしてもお金はかかる。お金から完全に抜け出すことためには、お金の存在しない世界に行く以外にない。

 

生活をミニマムにするほどお金がかからなくはなるが、そこで「お金がかからなくなった!」と考えてしまっては、お金に縛られている証拠だ

 

お金に縛られないためには、
1. お金のない世界に行く
2. お金を手に入れる
この二つの方法がある。

 

ミニマリズムは、一見すると1寄りの考え方に思える。お金に寄らない幸せを追求する、お金を遠ざける、そんなイメージがあるため、多くの人は2ではなく、1に近い考え方だと思っているのではないだろうか。

 

しかし、前述したとおり、どれだけ生活をミニマムにしても1は実現しない。近づくほど、限界がはっきりと見えてきて実現しない苦しみが深くなってしまう。

 

だから、私は、2のほうがミニマリズムを活用するうえで必要な考え方なのではないかと思う。

 

ミニマリストがお金から解放されるためには、お金に悩まされないだけの収入を得ることが、一番の近道ではないだろうか。

 

いくらあれば悩まずに済むのかは人それぞれであるため、明確な数字は存在しない。20万円で満足する人もいれば、1000万円でも満足出来ない人もいるだろう。佐々木さんは月に10万円あれば生きてはいけるという。佐々木さんにとってのお金に悩まされないだけの収入とは、月収10万円なのかもしれない。

 

私も、生活をミニマムにしてみて、確かに支出は減った。しかし、ミニマリズムによってお金を遠ざけようとした結果、支出が減ったのであり、むしろ遠ざけようと意識し過ぎて、お金の存在感というものが大きくなってしまっていることに気が付いた。いつのまにか、お金にガッツリ縛られてしまっていた。

 

お金に悩まされるのが嫌だ、最低限の生活で素朴に暮らしていきたい、そのような望みを持ち、ミニマリズムに期待を持った人。要注意だ。ミニマリストも、お金と戦わないことはできない。むしろ、私のように意識しすぎて、お金が自分のど真ん中に居座ってくるかもしれない。世間一般の人がお金と戦うように、ミニマリストもお金と戦うべきだ。そのほうが、お金に縛られない素朴な暮らしに近づくかもしれない。